白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第31章 華は枯れない
姫凪をベットに運んで
取れかけのブラジャーを引き抜くと
慣れ親しんだ甘い匂いが
鼻を擽る
『まじまじ下着見ないで…
恥ずかしいよ…エッチ』
赤い顔の姫凪が
俺から下着を奪い取って
シーツに隠して睨む
「お前の匂い好きなんだよ…
変だよなー
チョット触れただけなのに
凄い残る…」
『なんか悪臭みたいな言い方…』
「バカ!違ぇわ!
好きって言ってんだろ!
なんつーの?脳が覚えちまってんのかなー
残り香だけで抜けそうな位
お前を鮮明に思い出す」