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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第31章 華は枯れない
『オバッ!?
なんて事いうのよ!
光太郎が泣くから!』
ふくれっ面で俺を見上げて
心配そうに眉を下げてる姫凪
可愛いな
甘やかしてぇ
世界中の甘いモンより甘く甘く
でも、ほんの少しだけ
「泣いてる?」
『…うん』
「じゃあ撫で撫でして…姫凪…
5分だけ」
甘えていい?
投げつけた布越しに
姫凪を抱き締める
『光太郎?』
「撫で撫で…お前の手気持ちいいから…」
甘えた声出して
姫凪の匂いを目一杯
吸い込んだ。
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