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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第30章 蝶の心に咲く華


私を何度も励ましながら
帰る準備を整える赤葦くんに

『ねぇ、本当に、良いの?』

もう一度訪ねてみると

「俺が望んだんですよ
それより、身体もう限界でしょう?
もう一度言いますよ?

俺はいつまでも味方ですから
今度こそ引き止めは
ナシにして下さい
名残惜しいんですからね?
オヤスミナサイ…
素敵な夢を…」

『赤葦くん!』

せめて玄関までと
身体を起こした私を
止めるように手を振って
部屋のドアは閉められた
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