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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第30章 蝶の心に咲く華
夫婦が似てくる様に
好きな人に似るって事は
きっと心から光太郎に
染まってるって事だ
小さな進捗を噛み締めながら
赤葦くんの話を聞いた
セクハラ発言も
”赤葦くんだし”で流してた
赤葦くんも研磨もクロも
同じラインに並んだと思ってた
そして心は光太郎に。
一人で浮かれてた羽根が
無神経に振りまく鱗粉のせいで
涙を零す華があるなんて
この時は気付けなかった
全て上手く行ってる
気がしてた
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