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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第30章 蝶の心に咲く華
もしかしたら
どこかでこの後起こる
”ナニカ”に
私の心の奥に潜み続ける影に
気付いて居たのかもしれないね
アナタは誰よりもきっと
私に敏感だったと思う
大好きだった
愛してた
ウソじゃないよ
傷付ける道なんて
選びたくなかったよ
本当だよ。
次の日の朝
光太郎と一緒に家を出て
”また後で”と手を振った
こんな何気ない朝が
いつまでも続くと疑わなかった
疑えるはずがなかった
その日の夜までは…。
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