白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第29章 華を蝕む闇
「それじゃあ
次は明後日からの合宿で
木兎さん遅れないように」
ミーティングを終わらせ
荷物を纏めながら
木兎さんに話し掛けると
「え?ゲームは?」
キョトンとする木兎さん
「ゲームする気分じゃ
ないでしょう?」
今すぐにでも抱きたいだろう
それに俺も寝顔なんて見てしまって
抑えが効かなくなったら困りますしね
「いや…でも…姫凪も
楽しみに…」
「予定が入ったんですよ
遊ぶならまた明日にして貰って良いですか?
ほら、姫凪さん待ってますよ
よろしく言ってて下さい」
木兎さんの返事を聞かずに外に出る