白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第29章 華を蝕む闇
でも、出ない選択肢は無くて
「もし…」
電話の向こうに話しかけると
〈赤葦ーー!〉
「はい?木兎さん?」
〈へっへー!姫凪だと
思ったろー!
俺だぁあ!
ビックリした!?
姫凪になんかあった!とか焦った!?
焦葦!ヘイヘイヘーイ!〉
超ご機嫌な声で
相も変わらず意味のない事を
話す木兎さん
「切っていいですか?
期待外れでテンション下がりました
ついでに合宿所に先に帰りますね」
拍子抜けして
うまい具合に熱も抜けたし
二人の邪魔は野暮でしょう?