白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第26章 枯れる事さえ出来ぬ華
「時間があれば誘うわ
着替えるから出てって」
「はいはい」
母ちゃんを追い出して
適当に取り出した私服を
身に付ける
「どこ行くんですかァ?」
鏡に映った俺に話しかける
奇しくも姫凪とデートの時に
よく着てた服を選んでしまった事にまた
"イケてねぇ"って苦く笑い家を出た
なにすっかなー…
確か姫凪達のデート場は…
って。
邪魔だっつの。
かと言って
こんな大男が公園でポツンとしてたら
通報されそ…
さて、どうすっかなー…