白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第26章 枯れる事さえ出来ぬ華
仲良くしてぇよ。
笑い合いてぇよ。
でも、笑顔を奪う事を
したくなるんだ。
抱き締めたい
キスもしたい
何度も何度も
姫凪を愛したい
今度こそって誓いたいよ。
でもそれは
俺の願い
俺だけの自分勝手な
望みなんだ。
『クロ、研磨
…バレー頑張ってね?
あんまり見に行けないし
力にならないかもだけど
応援してるから、ね?』
「見に来いよ
守ってやるし
そんなに頼りないですかァ?」
「おれの隣に居たら
害はないじゃん?
ヒョロヒョロのチビなんか
誰も見てないからさ」