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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第26章 枯れる事さえ出来ぬ華


俺は枯れたい
土に返ったら

思う存分お前を見てられる

だから…お願いだ

俺を振り返るな。

「姫凪、送ろうか?
クロと三人で帰ろう?
おれ駅前のゲームショップに
用事あるからついでだし」

噛み締めた唇が
研磨の声で開いていく

「はぁ?
俺は…」

「クロの意見は聞いてない
姫凪、行くよ?」

『ん、うん…
じゃあ、お願い』

「りょ。」

だから…止めてくれ…
痛いんだ…
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