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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第24章 愛しい蝶と繋ぐ指


姫凪さんの静止を効かず
ダッシュでプールサイドを走って
上の方に消えて行く

今二人きりは…

『行かないの?』

「…いえ…」

あまり嬉しくないんですが。

『赤葦くん?』

だって、今、二人きりになんかされたら…

「行きたくない」

『は、はい?』

「木兎さんを追わないで…」

ほら、また面倒くさいのが
出てくるじゃないですか…

『また気分悪いの?
やっぱりアイスよりお水……』
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