白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第1章 蝶と俺の輪舞
「お前の身体が
美味いから悪いんデス」
『バーカ!さーる!
サッサと彼女作りなよ
モテるンだから』
俺から離れ様とするくせに
「気が向いたら、なァ
高三の今頃には
出来てるかもなァ」
『その時は
チャント…教えてよね……』
具体的な言葉が出たら
スグ眉を下げる所も
ホントに
変わってない
「姫凪…あのさ……」
俺も変わってない
『ん?どうしたの?クロ』
「研磨待ってンぞー
気を付けて帰れよ?」
言わないけど
オマエにあった時から
『ん、アリガト
じゃあ。またね。クロ』
何一つ変わってねェよ