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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第24章 愛しい蝶と繋ぐ指
帰るつもりだから
風呂なんか入るわけないですよね。
「姫凪さん?
服来たまま入る趣味あるんですか?」
ドアを叩いて声を掛けると
『え!?あれ?電話は?!』
姫凪さんが
中から飛び出してくる
『赤葦くん?』
俺を呼ぶ声が
綺麗に響いて
落ちてくる
もっと聞かせて
「終わりましたよ、とっくに…
あの、姫凪さん…」
姫凪さんの声は
『赤葦くん?
大丈夫?』
落ち着くんです
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