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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第24章 愛しい蝶と繋ぐ指


「…使いたくて…お金…。
無駄に小遣い多いんですよ…」

こんなの要らない。
普通の高校生には
必要ない。

『赤葦くん?』

不安そうに名前を呼ぶ
姫凪さんに

「…親が色々複雑でね
"イイコ"にしてると
置いてあるんですよ
嬉しくもなんとも無いご褒美なので
使い切ってしまいたくて…
俺の無駄遣いに付き合ってくれた
お礼に話聞きますから
話して下さい
どうしました?姫凪さん」

少しずつ漏らしてしまう
俺の闇。
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