• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第5章 籠の中を彷徨う蝶


首筋から顔を離したクロが
無邪気に笑って
姫凪の髪を一つに束ねると
さっきとは違う位置に
赤い痕と
トロトロに
蕩けそうな姫凪の顔が
晒された

………。

そう、だよね。

付き合ってるんだ。

姫凪はクロのなんだ。

アレはクロのって証。

目の前でさっき起こってのは
愛の証明

おれは姫凪とアレ出来ない

あんな顔も可愛いであろう声も
首元へのマーキングも。

アレもコレも!!

おれはしちゃいけないヤツ。

/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp