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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第22章 翔び立つ蝶に隠す涙


「姫凪、ダイジョブ?
お風呂まで行ける?」

外は暗くなり
時計の針はもうすぐてっぺんをさす。

『ん…平気…
研磨先に…浴びてきなよ』

「おれは後でいい
姫凪が寝てからにする」

後数分の彼氏が終わってから

邪念も未練も涙も
全部洗い流す

『じゃあ…手、貸して…?』

甘えた声の姫凪が
手を伸ばす

「え…うん…良いけど…」

『ありがと!
研磨、ホントありがと』

握った手を引き寄せて
おれを抱き締める
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