• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第22章 翔び立つ蝶に隠す涙


謝らないでよ
泣かないでよ

笑ってて欲しいんだ

だから
離して放ってあげる

自由な空へ

「姫凪は何も悪くない
全部おれが悪いんだ
無理矢理過ぎた、から…」

『あれはもう…』

姫凪は
きっと最後に抱いた日の事を
言ってると思ってるよね。

「違、くて…ずっと…
前から…姫凪を…」

言わなくても良いかもって
弱さが顔を出し

一瞬怯む
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp