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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第22章 翔び立つ蝶に隠す涙


「言い難い話?」

おれの言葉にあげた顔には
既にうっすら涙が溜まってて

予想してた通りの
結末が頭の中に送り込まれて来る

抱き締めて
押し倒して
嫌だって駄々をこねて

姫凪を困らしてやりたいけど

「おれは良いよ?
姫凪が望むなら
全部叶えてあげるから」

決めたんだ、おれも。

最後は綺麗にって 

嫌だ嫌だと
駄々をこねる心を
必死に抑え付けて

口を開く。
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