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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第22章 翔び立つ蝶に隠す涙
「お待たせ。
姫凪の話しから聞く」
お茶を目の前に置いて
隣に腰掛ける
甘い匂いが近くなったけど
抱き着くのは
我慢出来たよ?
褒めてよ、誰か。
姫凪は
言い難そうに
スカートのひだを弄ってて
なかなか言葉を出せずにいる
このまま声が出なくなったら
良いのに。
そんな事をまだ考える
おれってなんて
無様な華なんだろう。
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