白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第4章 蝶の羽根に触れる時
「え?ワシャワシャなの?
おれは撫で撫でが良い…
しかもクロも?
首もげる」
「もげねぇよ!」
「もげればいい…
皆でまた俺を仲間外れに
しやがってーー!!
もういい!知らねぇ!」
あ、木兎忘れてた!
なんか拗ねてねぇ?!
「おい、木兎…」
「うっせぇ!フンだ!」
「メンドクサ…」
研磨!ハッキリ言い過ぎ!
『ちょ、木兎サン?
あの…無視したわけじゃ…
研磨は人見知りだから…』
気遣いの姫凪が
オロオロ木兎に近付いて行く