白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第19章 ふわりココロに止まる蝶
木兎さんが姫凪さんの
身体を固定して
唇を奪ってる
絶妙な位置取りをしてしまった
自分を恨みたくなる。
舌が入っていく所まで見えて
姫凪さんの顔が
歪んでは苦しそうに
でもどこか色香を纏う所まで
シッカリ見えてしまう
首を横に振る
姫凪さんの唇の端から垂れる
銀の糸で
襟元が濡れていく
「また濡れたな、シャツ。
大丈夫…また、貸してやるよ…
…だから、もっとしよ?」
脱がされるコート
引き寄せらる
小さな身体