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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第19章 ふわりココロに止まる蝶


「な、にしてるんですか?」

「声掛けても
返事がないから」

化粧を綺麗に済ませている彼女は
濡らした唇を尖らせて
俺を見つめる

普通の男ならきっと
フラフラ吸い寄せられるんだろうけど

俺に通用するなんて
思わないで下さいよ

彼女を引き離し睨みつける

「寝てただけです
出て行って下さい
親父と食事だって……」

「また…仕事が
入ったみたい……」

俺の声に被せる様に
彼女が呟く
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