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薄桜鬼 あなたに逢いたい 

第8章 再会


それまで黙って聞いていた総司が

総司「何でそんな事を教えてくれるのかなぁ?」

千「それは勿論萩ちゃんの為よ!だって今、新選組にいるんでしょ?」

と微笑んで答える。

萩「ありがとうお千ちゃん!総司帰って土方さんに話してみよう」

総司「島原か・・・新選組は男所帯だから潜入しにくいなぁ」

千と別れ歩きながら総司は呟く

屯所に帰り平隊士を部屋に返してから総司と2人で土方の部屋に向かう

土方は幹部に招集をかけ広間で千から入手した情報を話し始める

土方「島原で不逞浪士が屯所を襲おうと集まって計画を立ててるって訳だ」

土方「しかしだ、新選組が大っぴらに出向いて行くわけにはいかねえ」

新八「客として行っても動き回れねぇしな」

左之「確かにな、歩き回ってたら怪しいわな」

皆が唸り考えていると

総司「ねえ萩ちゃん、芸子になってみない?」

萩「えっ!」

平助「急に何言ってんだよ総司!」

総司「今のままでも十分可愛いけど、芸子姿はもっと可愛いよ🎵」

ニコニコして続ける

総司「芸子姿なら自由に動けるし、萩ちゃんの可愛い姿も見られるし一石二鳥だね♪」

確かに見てみたいけどさぁとモゴモゴ喋る平助

土方「なるほど芸子か・・・萩頼めるか?」

萩「はい!お任せ下さい」

新八「お!いいね~芸子姿」

左之「ぜひ見に行かねえとな」

平助「俺も見に行きたい!?」

土方「うるせえ!黙れてめえら!」

千鶴「あの・・・」

黙って聞いていた千鶴が

千鶴「私もお手伝いさせて下さい!皆さんのお役に立ちたいんです」

土方の小姓をしてはいるが萩の様に刀を持って戦えない事を気にしていた

土方「・・・わかった。それじゃあ千鶴、萩頼んだぞ」

千鶴、萩「はい!」

土方「山崎と斉藤に用心棒として島原に行ってもらう」

山、一「御意」

頷き先に島原へと向かった

土方「俺は屯所で待機してる。てめえら邪魔すんじゃねえぞ!」

わいわいと騒いでいる総司達を睨みむ
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