第1章 絡み酒
―リビング―
「ヤマさん、また呑んでんの?」
「なんだータマ、お前も呑むか?ハハハ」
「何言ってんだヤマさん、俺、未成年!!」
「そうだっけ?そりゃーすまねぇなー!」
ピンポーン
「こんな時間に誰だァー、おいタマ!ちょっと見てこいよー」
「えー」
「明日王様プリン買ってやるから」
「わかった!行ってくる!!」
―玄関―
「こんばんは、大和くんいるかな?」
「あ、あんた…えっと、誰だっけ?」
「酷いな…僕は『Re:vale』の千だよ」
「あ、あ〜、あ!ちょっと待ってて!!
いい!俺が、いいって言うまでここにいて!わかった!?」
「あ、ああ、わかった」
―リビング―
「タマ、誰だった?」
「ヤマさん、ヤマさん!これ、着けて!」
「ん?これか?いいぞー」
「んで、待ってて、俺呼んでくる!」
「はいよー」
―玄関―
「いいよ入って、俺からの、プレゼント」
「プレゼント?」
「いいからいいから、」
「ちょっ、待って、押さないで!」
「じゃあね、できるだけ、静かにしてね、」
「え?」
―リビング―
「…‼」(ネコミミ!?)
「タマー…あれ?あんた…タマは?」
「大和くん、また随分呑んでるね…」(焦)
「アハハ、先輩も呑みます?」
「いや、僕は…」
「なんですか、おにーさんの酒は呑めないってゆーんですか!」
「いや、あのね、落ち着いて、大和くん…ってゆーか、頭のそれどうしたの?」
「あーこれ?タマがつけろってー」
(環くんgood!)
「あーこれのことか…」
「ん?何がですか?…ってか、こっち来て呑みましょうよ」
「えー、酔ったキミめんどくさいんだもん、やだよ」
「ノリ悪いっすねー、…てか、何しに来たんすか?」
「別に、通りかかったから寄ってみただけだよ」
「ふーん…まぁいいか、よいしょっ」
「ちょっ!いきなり立つと危なっ、」
「おっとと、」
ドサッ
「イテテ…ちょ、大丈夫?大和くん」
「大丈夫っすよー、それより、ヤリますか…」
「えっ!?まっ、大和くん!?」
「ほら、脱いだ脱いだー!」
「ちょっ、止め、ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
―朝―
「ふぁ〜…ん?これ、どうゆう状況!?お兄さんちょっとよくわからないなー」(汗)
床:呑み散らかした跡、白い何かがこぼれてる、千(裸)
「マジか…」