第4章 秘密の代償
なのかside
すばちゃんの家を出た後…
仕事をずる休みした私は
明るい太陽の下
一人家までの道をとぼとぼ歩きながら
朝ごはんを食べながらすばちゃんに
言われたことを思い出す……
"横がどうとか、俺がとうとかより
結局はお前がどうしたいかなんやぞ?"
突き放してるみたいだけど
それはきっとすばちゃんなりの優しさで
ちゃんと自分で考えろって
意味なんだよなぁ……
動かしていた足を止め
目をつぶると
答えはちゃんと見えてくる………
すばちゃん……
私すごく怖いけど
この一歩踏み出してみてもいいのかな…?