第2章 第弐ノ華

「さてと、、ハルカちゃん。
楽になりたい？」


もう声を出すことも億劫になり、ゆるりと首を縦に振る。汗ばむ身体が時折ビクンっとなり、秘部のあたりが疼く感覚に頭がおかしくなりそう。


「そっか。
でも、俺さ、女の子を無理矢理抱く気もないんだよね。」

『だ、抱く……？』

「そ、生々しく言うと、俺のこれをハルカちゃんの気になるあそこに入れれば解決する訳。」

『ん、わかんな……っ』

「じゃあ、ハッキリいう。
今から君を抱いてもいい？」


レオが僕の手を引き、ふわっとベッドに押し倒す。
返事は？と言わんばかりに僕の瞳をのぞき込んでくる。
正直、怖いけどジルの言う、達する事が出来なくてはずっとこのままな訳で、ここでレオを断ると僕が困る…。


『い、痛く、しないで』

「ふふっ、しないよ。とびっきりキモチよくて、ハマるえっちをしよう。」


レオはそういうと、僕は服を脱がされ一糸纏わぬ姿となった。
僕の小ぶりな胸の回りを舐められ、中心を甘く噛む。
さっきの小さな電気のような感覚ではなく、もっと、と思ってしまうような、身体全体がビリビリと痺れるような感じがした。


『ふっ……ぁあっ』


甘い声が響き、僕は急いで指を噛む。
自分のこんな声を聞いたことがなくて、抑えようと痛みでかき消す。