第2章 さぼり
«学校に移動»
「眠い…」
なんで学校に行かないといけないんだ…
「さぼりたかった?」
「うん。」
とても。とてもさぼりたかったですよ?
「だいたい、なんであたしの家の近くにいたの。」
カルマに引っ越した後の家の住所は教えてないし、カルマの家はあたしの家と正反対のはず。
「教えてもらった。」
「誰から?」
「内緒~」
誰だよ。璃々香とは離れて暮らしてるし、璃々香にもあたしの家は教えてないし…
「もしかして…母様?」
思い当たった人を言うと、明らかにカルマが反応した。
「えっと…ごめんね?蒼があの人のこと嫌いなの知ってるのに、まだ連絡とってて。」
珍しい。何も言ってないのにカルマから謝ってきてくれた。…やっぱり、
「カルマは優しいね。」
ずっと。昔から。
そう付け加えると、カルマは顔を真っ赤にしながら、
「う、うるさい!」
と怒ってしまった。かわいい。(笑)
「ほ、ほら!早く学校いくよ!」
「え~。もう少しゆっくりでいいじゃ~ん。」
「いいから!!」
と言う風な感じで、半ば強引に学校に連れて行かれました。(泣)