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With Live Planet _この星で生きる_

第7章 アースベインの女神


「あの、なんでここに?」


私が気になったことを口に出すと、ガブリエルさんは一度私から手を離して
スマホを見せてくれた。



スマホにはテレビが映されていて、なぜか私の特集がされている。




「今回大活躍したアマテラスさんのカッコよかった瞬間ランキング!


それでは3位。宇宙船を弓で射った時!


次に2位。自分の足から我々を優先して
バーコードをとったこと。


第1位。ガブリエルさんとの協力戦。


ということになりました。………」



それからテレビでは私の特集が写しだされていた。




「僕のアテラスがこんな人気者になっちゃって…星民はみんなアテラスに夢中なんだ」



これは嫉妬してくれてるのだろうか。

私が首をかしげると、ガブリエルさんは
もう一度私に抱きついてきた。


「分からない?アテラスが好きなのに他の人に取られそうで怖いんだけど」



ガブリエルさんは好きだ、と言うと抱きしめてる力をさらに強くした。



「ねぇ、僕のものになって?」


なんだか切なそうに私の耳元で囁いてくる。


「…私、まだ好きかどうか分かりません」


「じゃあ、これは嫌だ?」


「ーへっ⁇」



私が急に近づいてきたガブリエルさんの顔に驚いていると、唇と唇が重なった。

そのまま口内に舌が侵入してきて、私は甘い吐息を漏らす。


もう酸欠状態になりかけた時、ようやく離れた。


立ち膝でいたのがストンと尻餅をついた。

顔がとても熱いし、何より心臓がうるさい。


「嫌いになった…?」


私はその問いかけに少し遅れて、首を振る。



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