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With Live Planet _この星で生きる_

第5章 最怖の相手


そう言って指したのはオイルサーディンだった。


「あーーん」


アテラスちゃんを見ると、口を開けて待っている。

さっきは自分からしたのに求められるとなんだか恥ずかしい。


「あ、あーん///」


食べ物をこんなに美味しく食べる子がいるんだなぁ


なんて思うとお酒が進んでしまう。
気づいた時にはもう酔っていた。



先ほどまで楽しくお話ししてたのに
ウリちゃんも顔が赤くなってるし、ラーファなんてすっかり寝ている。

アテラスちゃんもリエルが作ったお酒が美味しいのか飲みすぎて、呂律が回っていない。


「おいひぃれふね〜、ミカエリュさん
てんひゃーい!!」

(美味しいですね〜、ミカエルさん
てんさーい!!)


こっちを見ながら手を叩いている。
戦闘中とは360度以上違う。


「リエル、もうアテラスちゃんに飲ますのやめたげて」


「えぇー?やれーす!まら飲む!」

(えぇー?やでーす!まだ飲む!)


いつもはしっかりしてるのにすっかり甘えん坊になってて、リエルにお酒をねだっている。


そんな時にウリちゃんはポケーッとした顔でアテラスちゃんを抱っこしてはしゃぎ始めた。



「始まった…。ミカエルなんとかして」


飲み会恒例のウリちゃんの悪酔いが始まった。
いつも誰かを抱っこしたり、キスしたり色々なことをする。

いつもがあんなんだからギャップが激しいのだ。


「無理だぁ、俺もクラクラする〜」


そのまま俺もアテラスちゃんに近づき抱きつく。


ウリちゃんの匂いもするがアテラスちゃんの匂いが強く香る。


「良いにおい〜〜!最高ぅぅぅ」


囲まれているアテラスちゃんはなんだか困惑気味だが酔っているため抵抗はしていない。
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