第15章 幸せなエピローグ

度々起こる侵略も無事に止めることもできてるし一層、戦闘士の人気度は上がってるようだ。


それに今では彼らとスマホにてメッセージのやりとりもしている。



そんな幸せのおかげで私たちは結婚式を迎えることができた。


それにスゥも素敵な男性に育っていた。



「スゥは花凛を一生愛すると誓いますか？」



「はい、誓いますっ！」


親父役の村長が台本通りに台詞を読み上げる。



「花凛はスゥを一生愛すると誓いますか？」


「もちろん、誓いますっ！」


「それでは誓いのキスを……」



彼がそう言うと、スゥは私に高さを合わせて、優しくキスをしてくれた。


彼とキスをするのはこれが初めてだ。



やばい…恥ずかしくて顔見れない…///


どうやらそれは彼も同じらしくタコのように顔が真っ赤だ。



「お二人さーん、イチャイチャするのは家に帰ってからね？」



リュウがそう言ってきたので笑いが起こった。



「分かってるよ、リュウ！！茶化さないでっ！」


「そうだぞ！自分が彼女いないからって嫉妬するなぁー！」




なんて感じで進んだ結婚式はとても幸せで楽しかった。




「スゥ、一緒に生きてくれてありがとう。幸せにしてね」


「こちらこそだよ、花凛。
絶対に幸せにするからね？ 」



2人で赤ワインを乾杯して笑いあった。



私は今日も、これから先もここで、この星で、生きていく。

星民、みんなの幸せを祈りながら。





〈With Live planet - fin〉