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あなたらしく。【薄桜鬼】
第5章 出逢い
街に来たはいいが、何をしていいかわからなかった。
ぼーっと街をぶらつき、時刻はいつの間にか【暁】と呼ばれる時間になっていた。
……。試衛館。俺はいつの間にか試衛館の前に立っていた。
『いっち!にっ!さんっ!』中から誰かの声が聞こえた。
『こんな時間に……誰だ?』
俺は、試衛館の中に吸いこまれるように入って行った。
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