第7章 渡したくない(青峰、日向side)
青峰side
小さい頃から俺は、さつきが好きだった
だか、さつきは俺の気持ちも知らないで
何かしら俺と恵理をくっつくさせようとする
俺は、さつきが好きだ
好きなはずなのにいつ頃
好きな奴から大切な幼馴染になったのか
中学の2、3年の頃から、俺は思うようになった
本当に俺は、さつきが好きなのか?って
さつきがテツに気がある事は見れば分かる
さつきが好きなはずなのに、テツにヤキモチすら妬かない俺
多分、この頃からだと思う、俺が好きなのは本当にさつきなのか
小さい頃からからいつも一緒で、隣に居るのが当たり前だと思って居たからか、「好きなんだ」って思った
だか、高校でもさつきと同じで、好きなのは変わらないと思ったが違った
本当の自分の気持ちに気付いたのは恵理とあの時、俺の部屋で喧嘩した時だった
恵理から『もう来ない』と言われたたき、なぜかモヤモヤした
先にキレてヒドイ事言ったのは俺だっつーのに
もし、本当にもう来なかったらって思ったら嫌な気持ちになり、早く謝らねぇーと、居なくなると思った
そう思ったら学校どころじゃねぇー、早く謝っちゃわねぇーとって思ったが学校終ってから謝ることにした
アイツも学校がある。俺は、謝るのは苦手だ…
アイツにちゃんと謝れるか不安だ。
学校が終わった後に俺は恵理の家に向かった
恵理は俺が来た事にびっくりして居たが、何処か俺と目を合わせねぇー…悪いのは俺だから仕方ねぇーけど、正直…傷つく
恵理の部屋に行き今朝の事を謝った
普通に謝れば良かったが恵理を抱き寄せて謝った
突き飛ばされると思ったら恵理は笑いながら許してくた
俺はホッとした。
ホッとしていたらプールの準備があるから出て行けとか俺以外のやつに水着を選ばせて買って来やがったのを知った時は、嫌な感じに思った。恵理を誰かに取られるって思ったからだ
小さい頃にしていたキスおまじないを俺は思い出した。
俺は誰にも取られたくないからと、効くか分からないおまじないを恵理にした。中学以来の恵理とのおまじないは何故かドキドキした。まぁ、勝手に俺がキスそただけだけど!
正直、いつ恵理を好きになったかわからねぇー。でも、ずっと居たせいか気がつかなかっただけなんだ。俺は初めっから恵理に惚れて居たんだろう。こんなに誰にも渡したくねぇーんだから、恵理は俺の物だ、誰にも渡すかよ
青峰side終