【うたプリ】歌い手Minori、トリップします……?
第3章 見知らぬ世界
………まぁとにかく、認めてもらったんだ。
頑張らなくちゃ。
月「でもヒメちゃん、大丈夫?作曲ってしたことないのよね?」
貴「はい;………でも、いつかはやってみようかな?って思ってたので、この機会に挑戦してみたいです」
この世界に来るまでに、作曲に挑戦してみようかなと考えたことはあった。
でも、挑戦してみる機会もなく、なにより自分に自信がなかった。
Minoriが有名人ってことは勿論知ってた。
けれど、僕はただの一般人だから有名になることに戸惑ってた。
作曲とかしてみてさらに有名になったらと思うと、怖かった。
特別扱いされるんじゃないか……って、ずっと考えてた。
それでも、皆の前で歌って演奏してみて、多少だけど自信が持てた。
だからこそ、この機会を逃したくない。
日「そうか………。頑張れよ」
美「作曲に関してなら、ボクでも力になれるはずだから。遠慮なく相談して」
月「勿論、アタシにも相談してよね?いつでも大歓迎よ♪」
黒「てめぇなら大丈夫だ」
カ「お前ならできる。この俺が保証するんだ」
寿「皆ヒメちゃんのこと応援してるから!頑張ってね!!」
貴「皆………」
会ったばかりだというのにこのコメント……。
嬉しくて……、涙が出ちゃいそうだよ……。
それに、この雰囲気壊すような発言だけどあの手厳しいカルナイの発言だとは思えない。←
でも素直にこう思うのは、彼らが本物と実感してるからだろうか?
貴「はい、ありがとうございます(ニコッ」
「「「「///」」」」
貴「?」
あれ?デジャブ……?
皆のコメントが嬉しくて、お礼言って笑ったら赤面された。
何故だ。
そんなに僕の笑顔は不細工か。
一瞬で脳内の思考が変わってしまったぞ。
パリーン
早「そんな頑張っちゃうYouに林檎サーン!指導よろしくお願いしまーす!!Mr.ミカゼも積極的に協力しちゃってちょーだい!!!」
パリーン
………シーーン
………あの人、言いたいこと言って帰っちゃったよ……。
日向さん、ご愁傷さまです;;
貴「………色々ご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします(ペコリ」
月「アタシの指導は厳しいわよ~?」
美「頑張って付いてきてよね、ヒメカ」
貴「はい!!」