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光など無い世界✖Egoisut

第3章 戻る方法


薄暗い部屋に一人、園子は文献を読み漁っていた

「あった..」

その中のとあるページをみてポツリと呟いた

*********

「及川さん!岩泉さん!」

国見と及川たちが話しているところに園子が走ってきた

「どうしたの?」

「元の世界に戻る方法がわかりました」

「「「「!!」」」」

園子の言葉に四人が目を見開く

「それ本当?」

「はい。とはいえ、時間の問題ですが」

そう言うと彼女は持っていた書物を開いた

そこには「パラレルワールドに関する伝説」と書かれており、様々な伝承などがあったが「全て翌日には姿を消している」という一節があった

「これ..!」

「信じ難いですがパラレルワールドがある以上大丈夫だと思います」

二人は橋口を見る。橋口は目を見開いた

「良かったね。橋口ちゃん」

ニッコリと及川は微笑んだ
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