第1章 信じることのできない出会い
あ、いやそうじゃなくて、Procellarumってテレビで聞いた事あるなー。
あ、この人有名人だからクルマの男も知ってたのか。
私はあまりテレビなどのメディア関係を目にする機会がないせいで有名人や流行?もあまり知らない。
まあ有名人だったらなんだってわけじゃないんだけど。
『あ、えっと私は、月詩みずきです。会社員です。ご飯、美味しかったです。ありがとうございました。隼さん。』
「いい名前だね。月詩さん、一夜を乗り切るだけの短い間だけど、よろしくね」
と、路上で少し遅い自己紹介を終え、私たちはラブホテルへ向かうのだった。