第3章 調査兵団
あれから数週間
ここは調査兵団の本部の一室
リヴァイはベッドに横たわる少女の顔を覗き込み
「早く目を覚ませ…」
とつぶやいた
コンコン…
誰かがノックをする
「…入れ」
「あ、お疲れ様ですリヴァイ兵長!
あの…様子はどうですか…?」
入ってきたのはアルミン
その後ろにエレンがいた
「…変わらねぇ」
「そうですか…」
………
「なぁ、エレン」
「は、はい?」
「こいつは本当に…訓練兵団を次席で卒業するほどの実力があったのか?」
「はい!
は座学でも立体起動でもトップクラスでっ…」
「冗談じゃねぇ!」
リヴァイは声を荒げた