第2章 再び
巨人によるシガンシナ崩壊から5年
訓練兵団に入り
巨人の知識、立体起動装置の扱い方、戦闘訓練…
様々のことを学びと同期の仲間たちはそれぞれの道に向かい切磋琢磨していた
そして
その日はたち第104期訓練兵団の解散式が行われた
これで訓練兵団も終えて次からはそれぞれ
憲兵団、駐屯兵団、調査兵団のどこかへ配属されることになる
「俺はもちろん憲兵団にするぜ!内地で安全に暮らしたいからな」
そう言ったのは同期のジャンだ
「俺は最初から変わらねぇ。調査兵団に行く」
エレンのその発言に周囲がざわめく
(マジかよ…調査兵団なんて…)
(死ににいくようなものだわ…)
そんな中も声をあげた
「私も!調査兵団にいく」
ざわつきはいっそうひどくなる
(調査兵団に入って…巨人どもを全て殺してやる…)
ーお母さん…お父さん。
私、必ずやつらを根絶やしにしてやるから…
そんな思いを胸にその日は眠りについた