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[進撃の巨人]この残酷な世界で

第9章 夢


「そうだ……!!

どうして私…
こんな大事なこと忘れてたの!?


シガンシナの時も


トロスト区の時も…!



助けてくれたのはリヴァイさんなのに!!



他の誰でもない…


リヴァイさんなのに………」











は大粒の涙を流しながら

リヴァイを抱きしめる







「リヴァイさんが私にとってどんな存在だったのか


どれほど大切だと思っていたか…



全て…思い出した」









「初めてあなたに会ったあの日のことも






調査兵団入りを決意した次の日に
あなたが調査兵団にいるのを知った時のことも





あなたは…私が知るよりもずっと昔から私のことを知っていたと聞かされた時も




初めて…抱きしめてくれた時も…





あなたを守りたいって強く思ったあの感情も






初めて…キスしてくれた時も…っ





全部…全部…っ!!!










思い出した………」













リヴァイはの言葉にゆっくり頷きながら話を聞く














「やっと思い出したか…そうか」










「どうして私…
リヴァイさんの記憶だけなかったんだろう…?」





「ハンジが言ってたが…

強く思っていたことや考えていたことを
何かの衝撃でその部分だけ忘れてしまうということがあるらしい







お前が…俺のことを強く思っていた証拠だな」









それを聞いてが再び涙をこぼす










「当たり前です…!

私……こんなにも……







リヴァイさんを愛してる……………」



























「俺もだ




愛してる」






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