第6章 地下街
ここはー…
どこー………?
あれ…リヴァイさん…?
ああ、そうだ
私、リヴァイさんと結婚したんだ…
リヴァイさんの希望で私は調査兵団を辞めて
毎日、リヴァイさんの帰りを待つ……
朝は毎日リヴァイさんを起こして…
そう…意外と朝が弱いことを知った
一緒に朝ごはんを食べて…
お決まりのコーヒー飲んで…
いってらっしゃいって見送って…
たまに頬にチュッてすると
照れたように少しだけ目を伏せてから
口にキスをしてくる
綺麗好きのリヴァイさんのために
毎日お家をお掃除して
お洗濯をして…
夕ご飯の買い出しに出かける
今日は何にしようかなって毎日悩んで…
そうそう…リヴァイさんは牛乳とかクリーム系が苦手なの
だからシチューよりカレー
帰ってお料理して
ちょうど出来上がる頃にリヴァイさんが帰ってくるの
たまに遅くなる時もあるけど
そういう時は
悪いな…って…言ってくれて…
ご飯もおいしいとは言葉で言ってくれないけど
残さず食べてくれる
どう?って聞くと
………うまかった
って……
お風呂は一緒に入るの
最初は恥ずかしかったけど
リヴァイさんがいつも頭洗ってくれて
それがとっても気持ち良くて…
いつだったか寝ちゃった時があった
…おしり叩かれて起きました…
その後は同じベッドで一緒に眠りにつく
寝る前に必ずキスしてくれる
おやすみなさいリヴァイさん…
そんな毎日
ささいなことでも幸せで
一緒にいられることが本当に幸せで…
だから
怖かった
毎日、帰ってくるリヴァイさんに安心してる
あなたがいなくなる苦しみを味わうなら
私は…
私は………