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[進撃の巨人]この残酷な世界で

第5章 人


「ここだ…」と案内された地下牢の入口





「うわぁー真っ暗だねぇ…
リヴァイ泣いてないといいけど」

ハンジがククッと笑う





その時、ミケが何かに気づいたように
鼻をスンスン…と鳴らした






「ハンジ、少しここで待っていてくれ」


そういうと暗闇の階段の一人降りて行く



「あ、ちょ…ミケ⁉

…まぁいいか待ってようか…」
















長い長い階段を降りる



ミケにしかわからないその臭いは



階段を降りるごとに強くなっていく










(…この血の臭いは……?)










臭いをたよりに


壁に掛かっていたランプを手に取り近づいていく














「……ん?あれはー……」








臭いの元らしき場所には

憲兵団が倒れていた






そしてその前には鍵の空いた牢屋…











「まさか…リヴァイが…?」





リヴァイが無事脱出していたことに安堵するとともに

考え込んだ





この憲兵団の死体は…今見られたらまずい






そう思ったミケはその死体を地下牢の奥の方へと隠し




再びハンジたちの元へ急ぐ



















「ハンジ…!」




「帰ってきた

どうしたの?」




「リヴァイがいない
すでに脱出した後があったが…」




「うっそー⁉

…とにかく私も行こう!」
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