第7章 想い

及川side


及川「先生！！」


「？はいっ。」


及川「谷地さんが倒れたとのことです。」


「！谷地さん....？ああ、さっきの。麻酔科の....私がいきます。」


黒尾「俺もいきましょうか？」

「いや、大丈夫です。」


及川「場所は７階です。」


「ありがとうございます。ああ、これを。」

先生がいつも病院の業務連絡用で使用している携帯電話を渡される。

及川「？？」


「これにかかってくる電話、すべて折り返しにしておいてください。答えれるもの、対応できるものに関しては、対応していただいて大丈夫ですので。」

及川「わかりました。」



それだけ伝えると、さっさと走っていく先生。


黒尾「....はぁ。」


及川「どったのー？クロくん。」


黒尾「んー？いや。公私混同しないっつーのも難しいな。」


及川「え？なんの話？？えっ？！！？もしかして？！？！？」

黒尾「ん～？」ﾆｺﾆｺ


及川「うそだ...。まじかよ....。ちゃん....。」


黒尾「残念でしたーーー（笑）」


ピリリッ、ピリリッ、


早速電話がなる。

及川「はい、代理で及川です。」

モブ医者「え？先生は？」