第4章 一分で解る気持ち
丸山side
すずちゃんの"みんなで"なんて言葉を
疑うことなく安とか横ちょを誘って
ここに来たものの……
しぶやんのご機嫌がかなり悪い模様…?
これは僕が察するに
デートのつもりやったんやな………(汗)
全く気持ちが伝わってなくて
かわいそうなしぶやん……(笑)
そして
未だに自分をストーカーやと思ってる
すずちゃんも……
なんかもう素直じゃなくて
めんどくさい二人やな(笑)
そして問題児のすずちゃんは
なぜかしぶやんから離れ
俺と安の間に座り
下を向いたまま
ちびちびとビールを飲んでいて
そんなすずちゃんの頭に
安が無意識にポンポンと優しく触れる…
あぁ…!?
俺の前に座るしぶやんの視線が
安の手に刺さってるよ(汗)
あまりにしぶやんの顔が怖いから…
すずちゃんの頭に置かれた安の右手は
僕の左手で優しく握りしめておきました(笑)