• テキストサイズ

黒バス triangleー青春はあっというまっ!

第60章 今の気持ち*緑間


ーーーーーーーーーーー
「高尾。」

呼び出された場所に行くと、先に高尾がいた。


「真ちゃん………ごめんっ!」

「!?」

いきなり謝られて、ビクリとしてしまう。


「オレ、優ちゃんに取り返しのつかねぇことしちゃったと思う。しかもそのせいで真ちゃんも…部活も……オレのせいで……」


「謝るのは俺の方だ。」

「!?」

びっくりした高尾は俯いていた顔を上げた。



俺は全てを話した。

あの高尾のキスの後、俺もキスしてしまったこと。

茶倉の家に行った時のこと。












「確かにお前のせいでもあるかもしれないが、俺のせいでもあるのだよ。」




「…そっか。」



そうつぶやいた高尾の顔は、どこか安心したような、だがやはり罪悪感が残るような……


複雑な笑顔を浮かべた。
/ 505ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp