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黒バス triangleー青春はあっというまっ!
第55章 嵐の前の静けさ*高尾*緑間
「おはよ、真ちゃん!」
相変わらず朝から高いテンションで挨拶してくる。
前ならここで
『おはよう、真くん!和くん!』
と茶倉が入ってくるのだが……
新学期になってからはそれも少なくなっている。
「なんだよ、真ちゃん!無視すんなよ~……あれだろ、優ちゃんがいなくて寂しいんだろ?!」
「五月蝿い、高尾。」
「本当のことだろ~!照れんなって!」
「黙れ、高尾。」
……こいつ、悩みなんて無さそうなのだよ。
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