第48章 禁断の楽園…!?*緑間*高尾*黒子*火神
黒子side
(……なぜ聞こえるのでしょう?)
カントクの声がぼんやりと聞こえてるところから考えて、恐らくよほど大声でない限り、聞こえないはずです。
橘さんはともかく、茶倉さんの声が聞こえるのは少し不思議です。
橘『…相変わらず、リコちゃん…胸、無いわね~!』
リコ『うるさいっ!ほっといてくださいよ!』
あっ、カントクの声も聞こえるようになりました。
橘『ごめんなさいねー。私、困らないほどにはあるから。』
リコ『それで困らないほどって…ただの嫌味……!』
優『だ、大丈夫ですよっ!私も…同じくらい…ですし…』
「「ブッ…!」」
高(な、なんて話してんだよ?!)
緑(そもそもなぜ声が届くのだよ?!)
火(こっちの声も聞こえてんのか?!)
黒(聞こえていないと思います。大声じゃないと、届かないはずです…)
ボクたちの声は図らずも小さくなった。