第41章 勉強会*緑間
「えと…さ、31…」
「補習ぎりぎりじゃねぇか!?」
ちなみに補習は30以下である。
「うぅ…だって数学とか意味分からないんだもん…」
シュンとする茶倉が可愛い。
ではなくて!
「どうにかしなければな…」
「そうなの!…じゃないと合宿行けなくなっちゃう…。」
「「はっ!?」」
茶倉が行けないだと…!?
「補習だとね、行けないんだって、合宿。」
その発言に高尾が焦り出す。
(ちなみにこいつもそれほど悪くないから、茶倉を心配しているのだろう。)
「なにそれ聞いてねぇぞ!?マジかよ!?」
「さっき言われたぁ~」
「やべぇな…………あっ!」
突然声をあげる高尾。
「…どうしたのだよ?」
「勉強会しよーぜ☆」