第26章 優勝するのは…*黒子
あまりの迫力にだれも間に入れません。
「ふ、2人とも落ち着いてくださいっ!」
結局、2人を止めたのは茶倉さんでした。
(というか彼女以外の言葉を2人は聞かないでしょう。)
「青峰くん、手伝ってくれてありがとう。忙しいから助かったよ。」
「お、おう…」
茶倉さんの笑みにさっきまでの青峰くんの迫力は消える。
「紅子先輩も、忘れてただけだから。(確信犯の気もするけど…)ねっ、だから今日のところは…」
「じゃあ、今度デートな。」
青峰くんが言葉を遮る。
「あ、青峰っちばっかりずるいッス!おれも頑張ったッスよ!ね、優っち~!」
「そーだよ、抜け駆け禁止~!俺も行きたい~てか行くし!」
ここぞとばかり自分をアピールしていますね←
「んー、じゃあ今度行こうか……みんなでっ!」
…天然ですね。
変わっていません。