第26章 優勝するのは…*黒子
茶倉さんをめぐって、勝負することになりました。
負ける気なんてありません。
…でもこの格好は…
「オーダーお願いします!」
「はい、何でしょう。」
「うわっ!可愛い…!ええっと、ケーキセットお願いします。後、この後の文化祭…」
「ケーキセットですね。」
サッ。
「えっ!?消えた…?」
「もう一回呼ぼうぜ!」
なぜ、もう一回呼ぶんですか?
負けたくはなかったのですが、こんな姿恥ずかしいのでボクはミスディレクションを使っています。
…ボクが着ているのは茶倉さんとお揃いのメイド服です。