第24章 姫君降臨!?*高尾
ホークアイ。
俺の目はそう呼ばれている。
視野が広く、様々な視点でものを見ることが出来る。
確かに、便利だ。
特にバスケでは、強力だ。
この能力は色々なところで羨ましがられてきた。
だけど、時々いらないときだってあるんだぜ。
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優ちゃんと真ちゃんが出て行った後。
そこにはなにも知らない真ちゃんたちの同中と、
…すべてを見てしまった俺が残されていた。
(触れてたよな、あれ…)
そして帰ってきた2人は、俺の見てしまったことを肯定するように赤くなっていた。