• テキストサイズ

【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第7章 信用と信頼*




緑間っちと意気投合してる桜っち。こんなに楽しそうに話してるのあんまり見た事ないかも…
スゲー笑ってるし。緑間っちも良い人とか言われて満更でもなさそうっスよ…俺の方が一緒にいる時間長いのになんか壁を感じるんスよね。なんかよくわかんないけど…イライラしてきた。


「桜っち!そろそろ帰るッスよ。」

「えっ?だって笠松先輩は?」

「先輩は大丈夫っスよ。じゃあ俺は、お先に〜」

「ちょっと!皆ごめんね、また!」

「あぁ。気をつけて帰るのだよ。」

「気にしないで下さい。神白さん。また今度皆でバスケしましょう。連絡します。」

「桜!黄瀬!じゃあな!」



黄瀬君がいきなり帰るって言い出すから皆心配しちゃってないかなぁ?どうしたんだろう?しかも歩くの早いよー!黄瀬君の後ろ姿を走って追いかけていく。


「黄瀬くーん!ちょっと待って!」

「あっ。ごめん…」

「ううん大丈夫だけど…どうしたの?何かあった?体調でも悪くなっちゃった?」

「違う。大丈夫っスよ。」

「本当に??」

「ホントっスよ…」

「なら良かった〜!何かあったかと思ったから心配しちゃったよ。でも大丈夫なら良かった。」


なんでそんなに俺の事心配してるんスか?俺…勝手に機嫌悪くなって出てきただけなんスよ。自分の事なのによくわかんねぇっス…

桜っちは、なんか結構皆に好かれちゃうタイプ…女の子なのにカッコいいし怖いもの知らずな所もある、部活の時だってテキパキ動いて、できる女って感じなのに…ときどき寂しそうな顔したり、占いが好きとか女の子ぽい所もある、そんな桜っちを皆ほっとけないんスよ。



/ 142ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp